内外切抜通信社

【社員紹介】クロスメディア戦略部　Mさん（32）　2015年7月入社

■好奇心が入社動機

 

Mさんはかつて、映像制作会社に勤務していた。転職を考えるようになり、同じ職種以外の仕事を希望して探す中で、当社の存在を知った。採用への応募を決めた大きな動機は、それまで知らなかったクリッピングという仕事への好奇心だった。長い歴史のある企業だという点も、安心材料の一つだったという。

 

 

■似て非なる新聞と雑誌

 

2015年の入社時から17年までと20～22年は新聞クリッピング、17年～19年は雑誌クリッピング、そして22年からはWEB調査と、Mさんはこれまで様々な業務を経験してきた。入社後の経歴の中で長く携わってきたのが、新聞・雑誌のクリッピング業務だ。どちらも紙媒体を読み、注文に応じて記事を収集するという流れは同じだ。ただ、その性質は大きく異なる。

 

新聞は毎日のように発行され情報も次々入れ替わるのに対し、雑誌は週刊や月刊が基本で、一つの話題に対して細かく、深く入っていく。読み進める上で求められるスピードや注意すべき点も、全くといっていいほど違う。新聞担当から雑誌担当へ異動した直後には、作業の進め方を覚え直す必要があった。新聞と雑誌両方の業務を経験することで、それぞれの特性がよくわかり、視野が広くなったとMさんは回想する。いろいろな媒体を見て楽しめた面もあったそうだ。

 

 

■心機一転WEB調査へ

 

22年に異動となったWEB調査は、基本的な業務を習得している段階だ。現在は、元記事のWEBサイトからニュースサイトなどへ転載された記事を探す作業に取り組んでいる。朝は9時に出勤し、夕方17時頃に退勤するまで、記事探しに明け暮れる日々を過ごす。

 

WEB記事を探索する上で大変なのが、転載先の多さだ。メジャーなところばかりではなく、Google検索などでは簡単に見つけ出せないサイトも多い。紙媒体のように調べる範囲が明確ではないため、本当にこれで探しきれたといえるのか、その見切りをつけるのが難しいという。別の社員がチェックすると、見つけられなかったサイトが出てくることもある。

 

 

気負わず、目の前の仕事をとにかく覚えていきたい。

そして経験値を積み、ベテランたちに追いつく。

これが今のMさんの思いだ。