リリース・発表

2020.05.11

言語処理学会で「感情音声合成」に関する研究結果を発表

 内外切抜通信社は、このほど早稲田大学知覚情報システム研究所(所長、小林哲則理工学術院教授)に協力して、感情音声合成に関する研究を「言語処理学会」で発表した。

 

 これはAIによる合成音声を、頭に入りやすい感情のこもった音声にできないか、という基礎研究。内外切抜通信社の安藤涼太社員が記事の種類、内容の分類、センテンスの分析などを受け持ち、同研究所の高津弘明次席研究員が各センテンスに対応した、音声の抑揚、強弱、スピード等をデータ化、それをAI学習できるシステムを構築していくという。大会は、茨城大学で行われる予定だったが、コロナ禍のため学会員とのオンラインで行われた。

 

 高津研究員は「ニュース内容に応じて、感情にメリハリのある音声合成システムを開発したい」と話している。

written by naigai

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