会社紹介

2019.02.27

今日は何の日? 3月1日は切抜の日!

1890年(明治23年)3月1日、日本で初めての情報切り抜き会社「日本諸新聞切抜通信」が発足しました。
切り抜き会社である当社(内外切抜通信社)はそれを記念して3月1日を「切抜の日」として登録しました。
内務省から欧州に派遣された山縣有朋が滞在中に切抜会社を利用し、
日本での創業を促したと言われています。

 

その後「愛国切抜」「時事通信切抜通信部」「帝国切抜通信社(大阪)」などの切り抜き会社が設立され、
1939年(昭和14年)、内外切抜通信社の前身である「ざつなう社海外研究会」が発足しました。

 

詳しい切抜き会社の歴史はこちら

 

内外切抜通信社はその名の通り、新聞雑誌、WEB、TVなどの膨大な情報の中から、
必要な情報を「切り抜」いて分析する会社です。
「切り抜き」は「クリッピング」とも呼ばれ、
企業の広報・PR部門が自社の報道状況を把握するために利用したり、
営業や企画部門が情報収集のために利用したりしています。

 

調査はデータベースからの検索で調べるのではなく、
6,000を超える媒体から調査員が目視でおこなっています。
2000媒体におよぶ新聞雑誌、4000を超えるWebニュースサイトに30名ほどの調査員が毎日、
目を通し、お客様からご依頼いただいた記事を切り抜きます。
珍しい仕事であることから、書籍や雑誌で取り上げられることもしばしばです。

 

ベストセラー池上彰「最強の読み方」で紹介!情報収集のコツ

サイゾーWebサイトに会社紹介が掲載中
社員×内沼晋太郎さん対談キュレーションに必要な力

内外切抜通信社のひみつ

 

日本諸新聞切抜通信の設立趣意書には下記の文言があります。

 

「一に時勢を知り二に自己の名誉信用を維持する、此社会に業を営む人々の須更も怠る可からざる所ならん、
時勢を知ると信用を維持するの機関、即ち新聞紙にして一日新聞紙を讀ざれば一日の時勢に後れ
又一たび新聞紙に我名誉を損するの記事を載らるれば直に夫だけの信用を失ふ、
故に新聞紙を閲読するは何人も必要とする所なり。(中略)切抜の通信に拠りて必要の事件を知り、
時勢に遅れざるを得、又自己の信用を維持するを得る」

 

日本初のクリッピング会社である日本諸新聞切抜通信が設立されてから100年以上の時が流れ、
テレビやインターネット、SNSなどの新しいメディアが登場し、
新聞を取り巻く状況も大きく変化しています。

 

しかし、私たちは、人間の力を活用し世間に溢れる情報を収集・分析することにより、
世の中の動きを知り、信用を維持するためのお手伝いをする企業として変わらずサービスを提供していきます。

written by naigai

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