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2017.01.01
【まとめ】2017年休刊・廃刊の新聞雑誌・42媒体
内外切抜通信社では5900以上の媒体を日々、目視で調査し、クリッピングしています。
当社の調査対象媒体を中心に、新聞や雑誌の休刊情報をまとめました。
2017年の休刊紙誌は41媒体。
「Zipper」「KERA」「Soup.」「SAMURAI ELO」「STREET JACK」など、
10代～20代に支持されていたストリート系雑誌の休刊が相次ぎました。
「ネットマネー」「BIG tomorrow」「マネーポスト」など投資情報誌の休刊も続きます。
年末にはスキージヤーナル社の倒産のニュースも飛び込んできました。
ガーデニング誌「BISES(ビス)」（日本インテグレート）
1992年創刊、2017年106号（1/16発売）で休刊
カルチャー誌「ローリングストーン日本版」（パワ－トゥザピープル）
2011年7月号からセブン＆アイ出版より発売
2017年SPRING号（3/10発売）で休刊
6/9付で休刊のお知らせ「諸般の事情によりやむをえず」
2017年12月にカルチュア・エンタテインメントから新創刊
PC/IT関連のランキング誌「BCNランキング」（BCN）
2017年3/11号で休刊
エンタメ総合誌「エンタミクス」（KADOKAWA）
2017年5月号（3/11発売）で休刊
企業情報誌「日経会社情報」（日本経済新聞社）
1979年創刊
2017年春号（3/17発売）で休刊
有料デジタルサービスに刷新し、パソコンとモバイルで提供予定。
技術専門誌「JETI（ジェティ）」（ジェティ）
2017年3月号（3/21発売）で休刊
女性ファッション誌「Soup.」（スープ）
2017年5月号（3/23発売）で休刊
ピーク時には30万部を発行していた。
「雑誌の発行に係る制作費及び造本費など多大な原価に対する安定した収入を得ることが難し」いため休刊。
電気業界紙「電気日日新聞」「重電機器シェア」（電気日日新聞社）
2017年3月28日号で休刊
昭和30年の創刊以来60年以上の長きにわたりニッポンの電気業界を支えた
実話誌「月刊 実話ドキュメント」（マイウェイ出版）
2017年5月号（3/29発売）で休刊
茨城県の新聞「常陽新聞」
つくば市と土浦市のニュースを中心とした地方新聞
1948年（昭和23年）創刊し2013年に休刊した
別会社となり2014年2月に復刊するも2017年3月31発行で休刊
「今後の事業展望も描きがたく、抜本的な経営改善策を見いだすのは困難との結論を出さざるを得ない状況となった」
2017年10月より「ＮＥＷＳつくば」としてネットニュースサイトで運営開始
月刊誌「在家佛教」（在家仏教協会）
1952年創刊
2017年5月号（4/1発行）で休刊
寄付金の減少、会員の高齢化など経営環境が悪化
今後はインターネットでの発信に力を入れる
サークルKサンクスの無料情報誌「KARUWAZA STYLE」（サークルKサンクス）
サークルＫサンクス限定のフリーペーパー
2017年5月号（4/2発売）で休刊
季刊誌「考える人」（新潮社）
”シンプルな暮らし、自分の頭で考える力”をコンセプトに2002年に創刊
2017年春号（4/14発売）で休刊
「雑誌市場が加速度的に縮小する中、季刊誌としての維持が困難になった」ため。
発行部数は2万部を維持していたが、役員会が一定の役割を終えたと結論づけた（毎日新聞3/30夕刊より）
女性ファッション誌「KERA（ケラ！）」（ジェイ・インターナショナル）
1999年創刊
“いちばんリアルな原宿ストリートマガジン”がキャッチコピーで、
原宿のストリートファッションなどを発信。
2017年6月号（4/15発売）で休刊
紙媒体による発行を取りやめデジタル版に移行する
月刊誌「新聞ダイジェスト」（新聞ダイジェスト社）
1967年創刊
新聞記事を抜粋し1か月間のニュースを編集し掲載
2017年5月号（4/15発売）で休刊
格闘技専門誌「ゴング格闘技」（イースト・プレス）
1986年「ゴング」として創刊
2017年6月号（4/22発売）で休刊
不動産業界の専門紙「週刊住宅」（週刊住宅新聞社）
1955年創刊
2017年3月に代表が死去し、妻がM&Aを模索したが5月1日に事業を停止
その後、㈱週刊住宅タイムズで継続して発行している
ママ向けライフスタイル誌「Como」（主婦の友社）
1990年7月創刊
2017年夏秋号（5月6日発売）で休刊（27年間）
マネー情報誌「マネーポスト」（小学館）
2017年夏号（6/1発売）で休刊
マネーポストWEBへ移行
マタニティ情報誌「妊すぐ」（リクルートホールディングス）
2017年SUMMER ISSUE号（6/13発売）で休刊
デジタル総合誌「Windows100％」（晋遊舎）
1996年創刊
1998年11月号から月刊誌として発行
2017年7月号（6/13発売）で休刊
妊婦＆ママ向け情報誌「赤すぐ」（リクルートホールディングス）
1994年ママを元気にしたい！という思いで創刊
2017年7月号（6/15発売）で休刊（23年間）
「役目を終えて、休刊することとなりました」
女性向け生活情報誌「日経インテレッセ」（日本経済新聞社）
1996年創刊
日経新聞に折り込まれる雑誌
2017年7月号（6/22発行）で休刊
IT業界紙「日本情報産業新聞」（情報産業新聞社）
1968年6月に創刊
2017年6月26日発行号で休刊
「クオリティを維持して発行を継続することが、諸事情により困難」
IT経営情報誌「日経情報ストラテジー」（日経BP社）
1992年4月創刊、2017年8月号(6/29発売)で休刊（25年間）
「経営革新にITを活かす」をコンセプトに報道してきたが、
「メディアを取り巻く環境が大きく変化するなかで、発行継続の基盤が整わ」なくなったため。
通信・ネットワークの情報誌「日経コミュニケーション」（日経BP社）
1985年10月創刊。2017年 7月号（7/1発売）で休刊（32年）
「発行継続の基盤が整わず」
フリーマガジン「TSUTAYA CLUB MAGAZINE」（TSUTAYA）
2017年8月号（7/20発売）で休刊
女性向けライフスタイル誌「OZ magazine PLUS」（スターツ出版）
2017年AUTUMN号（9/20発売）で休刊
投資情報誌「ネットマネー」（産経新聞出版）
2017年11月号（9/21発売）で「諸般の事情により」休刊
紙パルプ業界紙「紙業新聞」（紙業新聞社）
1943年（昭和18年）5月に創刊
メディア環境の激変、紙の国内需要の減少により、紙関連企業が減少していく中、
「販売部数、広告売上の低迷から脱することができず断腸の思いで廃刊を決断」
2017年9月22日号で廃刊（74年）
健康・医療・介護情報誌「Care Life Today」（日本医療企画）
1986年8月24に「ヘルスTODAY」として創刊
2017年10月号（9/24発売）で休刊
「昨今の社会情勢を鑑み、誌面内容のさらなる充実を図るため」
男性ファッション誌「STREET JACK」（KKベストセラーズ）
1997年創刊
2017年12月号（10/24発売）で休刊
男性ファッション誌「SAMURAI ELO」（三栄書房）
モテる男子になれる雑誌として2005年創刊
2017年12月号（10/24発売）で休刊
マネー雑誌「BIG tomorrow（ビッグ・トゥモロウ）」（青春出版社）
1980年創刊
「諸般の事情により」2018年1月号（11/25発売）で休刊
高校生向けストリート誌「HR」（グラフィティ）
2010年創刊
2018年1月号（12/8発売）で休刊
テクノロジー雑誌「WIRED」（コンデナストジャパン）
1994年同朋舎出版で創刊、2011年6月よりコンデナストジャパンで発行
Vol.30号（12/9発売）で休刊
「ぼくが編集長を下りることになったんで」「例によって短気をおこしたのね」
ウィンタースポーツ専門誌「スキージャーナル」（スキージヤーナル）
1966年冬樹社から創刊。その後スキージャーナルが承継
2018年1月号（12/9発売）で休刊
業績低迷により破産
ファッションスナップ誌「FRUiTS（フルーツ）」（ストリート編集室）
2018年2月号（12/21発売）で休刊
「オシャレな子が撮れなくなった」ため、2016年12月に発売した233号をもって月刊発行を終了していた。
青文字系女性ファッション誌「Zipper」（詳伝社）
1993年みんなと同じスタイルは「NO」！をコンセプトに創刊
2018年SPRING号（12/22発売）で休刊（24年）
キャッチコピーは「原宿発！ No.1おしゃれGIRLSマガジン」
剣道専門誌「剣道日本」（スキージヤーナル）
1976年（昭和51年）創刊。
2018年休刊告知号（12/25発売）で休刊
業績低迷により破産
「休刊告知号として今月編集いたしました号は、本来発行されるべき「2月号」に代わるものとして、
定期ご購読者様等、限られた方々にお送りさせていただいております」
最終号の特集は『残心』
映像専門誌「Cinefex日本版」（ボーンデジタル）
2017年47号（12/25発売）で休刊
「読者数の減少やニーズの多様化等の市場環境の変化による部数の減少のため」
米国で30年以上の歴史を持つハリウッド映画の VFXマガジンの日本語版として2006年創刊
食品加工専門誌「ジャパンフードサイエンス」（日本食品出版）
2017年 No.9(12/25発売）で休刊
復刊したものの不定期刊行となり、「発行の質を保てないため」
ゴルフ漫画誌「GOLFコミック」（秋田書店）
1984年9月創刊
2018年2月号（12/28発売）で休刊（33年）
「昨今のゴルフ環境、市場環境の変化の中、一定の役割を終えたとの決断に至った」
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written by naigai